東吉野村で行われ、23名の留学生が参加しました。
今回のプログラムのテーマはArt。そこで、東吉野在住の外国人アーティストにお話しを聞くということで、建築デザイナーのFelix ConranさんとアーティストのDouglas Diazさんを訪ねました。お二人に移住の経緯や東吉野での活動、東吉野の自然がお二人の創作にどのような影響を与えているのかと伺うことができました。
計画・実施には東吉野のエクステンション特任助教や、四郷小学校を盛り上げてくれている地元の方たちの暖かい協力がありました。
鈴木靖子特任助教のリードのもと、地域商社つちのこパーク、下北山村役場の方といっしょにおこなってきたキャリア授業「(通称)下北山学」も7月19日が最終回。なんと今回は鈴木助教とつちのこパークの道下先生が奈良女子大(奈良市)まで来てくださり、ハイブリッドの授業となりました。
授業のなかで学生さんと地域商社で考案した村のお土産の試作品がすでにいくつか、出来上がっておりました!ジャバラをつかった味噌・ドレッシング・マヨネーズ・お茶などです。
まとめと振り返りの講義を行ったあと、いよいよ試食評価タイム。
(横になってますが評価アンケートです。)
この日は受講生の他に、奈良カレッジズ連携推進センターの松田教授、森田講師のほか、下北山村民俗資料館と共同研究を実施している磯部教授(偶然通りかかった!)、そして近くの教室にいた学生さんたちも試食と評価に加わってくれました。
試食評価はこの日に加えて、7月22日、24日にも行い、合計、学生11名、教員4名が実食とアンケート評価を行いました。
これらの経費は、奈良県美しい南部東部振興課による助成金に採択されたために実施可能となっており、今年中にはこのなかからいくつかが実際に商品化されて販売される予定です! ぜひこのPRや販売にも協力していきたいところです。
奈良県(ご担当部署:美しい南部東部振興課)から募集のあった「令和6年度 」に、奈良国立大学機構奈良カレッジズ連携推進センター(地域実践部門)として応募し、先日、採択の連絡を受けました。
この補助金は、奈良県の南部・東部などの振興に地元自治体と協働して取り組む大学・企業・団体などの計画を審査し最大2分の1補助を行うあたらしい制度です。
下北山村に申請代表自治体となっていただき、本センターが両大学の教員に情報を伝え、参加がかなった教員とその協働自治体をとりまとめ申請していました。宇陀市、下市町、下北山村、十津川村で学生院生といっしょに研究や教育に取り組んでいる8名の教員が参加した申請書となりました。
これによって地域課題の山積する(=研究シーズや学びのシーズが豊富な)南部東部地域に従来よりはるかに多くの学生たちが訪問して関わりをもち、関係人口へと成長していく可能性が開かれました。また、本部門がすすめている奈良型エクステンション(協働エクステンション)の拡大の道も開かれることとなります。
(参考)奈良県HP
2024年6月27・28・29日、,奈良女子大文学部の4回生が卒業研究調査のため、下北山村を訪問しました。彼女は歴史民俗資料館と奈良女文学部磯部教授の共同研究に参加し二度、村を訪れたことがきっかけで、多様な文化をもつ下北山村を卒業研究に選んだとのこと。とくに、下北山村の方言に興味をもったそうです。
(浦向地区で皆さんに集まって言葉や文化の聞き取り)
以下が学生本人の感想です。
・今回の対象は上桑原と浦向の二地区でしたが、他の地区もぐるっと案内していただき、地区ごとに全く違う景色を見てきました。「下北山村」と一言では表せない多様な姿を実際目にし、方言にとどまらず村の方々の生き方などからも、人間の本質を本当に実感しました。初めての方言調査で拙い部分も多々ある中、村の方々は誰もが温かく迎えてくださりとても幸せな環境で調査をさせていただきました。卒業論文のための調査ではありますが、自分のこれからの人生にとってもとても重要な時間を過ごすことができています。
今回の調査を企画・現地指導してくださった、下北山村歴史民俗資料館のスタッフに心より感謝申し上げます。
<資料館の紹介↓>
下北山村歴史民俗資料館 - 下北山村を知る | 下北山村公式ホームページ - 奈良県吉野郡
本日(2024/6/25)はいちたつマルシェ×ひよしカレッジ四郷(旧四郷小学校)といういちたつマルシェとのコラボイベント開催日でした。
昨日も社協の皆さんが、マルシェに出す村内のお花や出店者さんの出店物を集めに回ったり私も準備で出たり入ったりしておりました。
本日も朝8時から役場の皆さんと準備をし、そこに地域の人も集まり、たくさんの人と出品物とお花で賑わいました。もちろん関係者もおりますが、旧四郷小学校の来場者数でいうと過去最高だったと思います。
副村長、住民福祉課の課長、地域振興課の方など役場の方も来てくださいました。