地域商社が入っている旧保育所。学童もやってくる予定です。ここを賑わいとつながりづくりの場に、この一年で変えていきたいと思います。お近くにお越しの際は気軽におたちよりください。
4月3日、新年度第一回目のひよしカレッジ四郷(ひよカレ)の定例座談会が旧四郷小学校(東吉野エクステンション)で行われました(ハイブリッド)。活動の柱とそれぞれの担当者が決まり、本格的に動いていきます。この座談会は、基本隔月で、10時~11時にハイブリッドで行われます。今年度は、
4月(終了)、6月、8月、10月、12月、R7年2月に行われる予定です。
また奇数月には、ビブリオバトルなどが行われる予定です。
2024年3月25日、奈良カレッジズ交流テラスとZoomのハイブリッドで、奈良型エクステンションの報告会が行われました。
会場は定員ほぼ満員の30名、オンラインでも50名を超える申込みがありました。
会場には、普段、吉野郡の3つの山間地のエクステンションで活動している3人の方が顔を揃えました。
まず奈良カレッジズ連携推進センター地域連携部門長の寺岡が、この仕組みについて説明をしました。その後、下市町、東吉野村、下北山村の順に、エクステンション活動の報告と、それぞれの場所で関わっている方が各1名ずつ、その活動についてコメントをくださる、という形で進みました。
最後にはふたたび3人の特任助教が壇上にあがり、様々な質問を受け付けました。
会場には、3つのエクステンション地域の資料や写真のほか、大学のFD研修会でこの仕組みを知ってくださった国学院大学観光まちづくり学部のパンフレット、さらに、こうした大学地域連携の最先端ともいえる、神戸大学と丹波篠山市に関する取り組みを紹介したパネルなどが並び、たいへん盛りだくさん、かつ、賑やか、和やかな雰囲気となりました。
この仕組みは、現在全国で多数生まれている廃校施設など(役場でもない、個人宅でもない、地域の第三空間)をふたたび、地域の方に開く、そのきっかけを、地域から推薦された方を大学との連携を行っていただく方として大学が採用してつくる。そしてこの「場づくり」を一種のドライブとして「人の輪づくり」へと形成していく(自然な創発の場となる)という地に足のついた方法です。
いま、3つの地域ではそれぞれ予想以上の創発や展開が生まれていますが、もちろん、課題もあります。一つは、エクステンション特任助教さんへの過剰負担の心配、またこうした動きが自立することを願う一方で、国立大学は収益事業に頑なな姿勢を示し、経済的自立の動きの障壁に自分たち自身がなっていることです。
全国の方々がこうした私達のささやかな社会実験を超える、素晴らしい試み・枠組みを作ってくださることを心より願っています。そのため、「奈良型」という(お国自慢的な)言葉もやがて使用しないようにしよう、と考えているところです。
2024年3月25日 エクステンションイベント(第3報)
・申込は、 以下URLからお願いしいます。
https://forms.gle/XYvsbbJJV9EpYCtH8
・チラシは以下からご覧ください。
https://www.nara-ni.ac.jp/nara_colleges/news/2023/20240325.pdf
本日も、法人・大学スタッフ、自治体職員、まちづくり協議会などの多様な面々が参加し、情報共有や議論が行われました。
◯下北山村
・3月23日午前に下北山村でモビールづくり(栗本先生ファシリテート)
・3月1/2日に下北山村学生訪問(歴史民俗資料館調査・磯部敦教授)、エクステンション施設見学
・他出子調査の報告書作成中
・来年度の「下北山学」地域商品を考える内容。
・エクステンション施設に学童保育が移転してくる。
◯下市町
・1月17日ESD(教育大学)中澤先生が下市あきつ学園中学。
・2月21日 総務省の子ども体験事業の成果報告会がオンラインで実施され、秋谷エクステンション助教、法人からは寺岡、役場からは中原職員が参加。
・学校運営協議会(特任助教がメンバー)が実施。学校のアンケート結果を議論。教員の負担軽減などについても議論。→本日のエクステンションMTGに、学校カウンセラーやアドバイザーをしている大学スタッフがMTGに参加していたので、話を聞いた。
◯にぎわい創出協議会から報告:来年度から増員予定。空き家コンシェルジュの下市町専従も配置される予定。部分的なサポーターも募集するためにパンフレットを作成配布予定。SNS(インスタグラム)を中心に発信力をつけていきたい。下市町カルタ。中学生全員にプレゼント。
・PALが交流農園を作ろうとしている。図書館もつくっている(大学のメンバーで協力が可能である)
◯総務省の近畿総合通信局が来訪され、奈良女・県立医大・下市町の連携についてヒアリング
◯東吉野村
・2月9日に奈良女からスタッフが赴き、消費者講座を実施した。
・図書館整備が進んでいる。運んであった書架や本がある。掃除、書架の組み立てをみんなでやっている。開館日を決める予定。
・2月座談会実施 ひよカレの次年度活動計画をみんなに考えてもらった。:森林保全に関する学びのプロジェクトなどたくさん提案が出たので、それをカテゴリーに分けて担当者を決めて進めていく予定。
・企業視察もあいついでいる(人材派遣会社、製薬会社、コミュニティ・ナース・カンパニー)
・ひよカレの活動記録として、プロの写真家にとってもらっている。年度末に村内で定例的に発表するようにしていきたい。
・ビブリオバトルも毎月開催中
・他出者調査について役場職員さんも共同で相談を続けている。
・特任助教の勤務日を水曜日に変更。
・社協の世代交流カフェに特任助教も参加して顔つなぎする予定。
・ひよカレの4本の柱とリーダーがきまりつつある。
いろいろな提案や相互の知識の交換があり、1時間では収まりきらなくなってきました。