奈良国立大学機構 奈良型エクステンション ブログ

奈良国立大学機構が試行する地域連携の社会技術「奈良型エクステンション」モデル3地域を中心とした紹介です。

【下北山村】 歴史民俗資料館所蔵資料の整理と検討についての共同研究

2023年6月17,18日、表題の共同研究(下北山村教育委員会奈良女子大学)の資料調査と検討のため、研究代表者の磯部敦教授他1名が、同村歴史民俗資料館を訪れました。研究目的は下北山村民俗資料館所蔵資料の管理・把握・劣化防止のため、現存資料の再調査を行い、今後の保存・活用について検討を行うことです。資料館では資料館勤務の職員さんとともに、これまでに集められた地域文書の整理状況の確認と整理方法の検討を実施しました。また一日目終了後、この共同研究の仲介となった、奈良カレッジズ連携推進センター地域連携部門(下北山村エクステンションの鈴木特任助教)、下北山村教育委員会教育長、役場の方、村長とも面談ができ、村や地域づくりに関する様々な話ができました。磯部教授からは、出版流通研究上の本村の特徴などが説明されました。今回の訪問で、資料整理・撮影の方針を決めることができました。

(資料を検討する奈良女子大学文学部磯部教授)