奈良国立大学機構が発話して始まった「産地学官連携プラットフォーム」の構築が、県内の多くの経済団体・自治体・企業・教育研究機関の協力のもとで進んでいます。
奈良カレッジズ連携推進センター(地域連携部門)では、このプラットフォームをあまねく全県下に広げ、かつ民間・市民レベルまで浸透させることためには、奈良県北部中部に加えて、エクステンション事業をモデル的に先行展開している奈良県南部の中山間地域への注力が欠かせないと考えています。
こうした思いは、奈良県、奈良県立大学地域創造研究センターとも共有されており、関係者で話し合いを続けてきた結果、まず奈良県南部(通称「奥大和」)の情報プラットフォームをテーマとしたシンポジウムを開催することとなりました。
2023年3月28日吉野町中央公民館にて、奈良県立大学と奈良県の声がけのもと、本センター地域連携部門、南都経済研究所、そして民間から合同会社オフィスキャンプ東吉野の坂本氏がパネラーとなり参加しました。基調講演は、こうした事業の先進事例である島根県からゲストを迎えました。当日は吉野町長もご参加され、最後まで活発な議論がハイブリッドで交わされ、さっそく5月に第2回を開催することが決定しました。