奈良国立大学機構 奈良型エクステンション ブログ

奈良国立大学機構が試行する地域連携の社会技術「奈良型エクステンション」モデル3地域を中心とした紹介です。

【下市町】下北山村へ視察(下市側からのレポート)

下市町地域づくり推進課2名と、にぎわい創出協議会3名と、特任助教の秋谷で、下北山村を視察してきました。下市町と同じ南部でも、下北山村までは2時間かかります。

コワーキングスペースBIYORIでは、地域振興課の和田課長、堀内課長補佐、上平主事、むらからの利用者さんと、エクステンションの鈴木特任助教がお出迎えくださいました。木造でありながら斬新なデザインのBIYORIで、下北山村の取組みを紹介して頂きました。特産品開発から、交流施設の設置、企業との取組等、堀内課長補佐の熱の入り方に、ただただ感心させられました。 

 

「移住体験施設 むらんち」は、日本家屋を残しつつ現代風のアレンジで、田舎暮らしを検討されている人にはお勧めの体験施設です。

「民俗資料館」「つちのこパーク」は、大変貴重な資料が保存されており、みている私はワクワクしておりました。でも時間の関係で次へ。。。

「きなりの湯」で昼食をとり、朝説明のあった特産品を発見。早速下北山村の商品を購入することに。最近流行の地ビールが気になる。(下市町でも民間企業が下市の地ビールを開発中)同行した職員が「ダムカレー」を注文し、その流れで池原ダム見学。

ダムがある地域ならではの特産品やアクティビティがあるのは、ここの強みであります。

「シェアハウス このま」は、短期間この町でボランティア作業や仕事をしたい人向けの短期移住施設。小さなアパートをリフォームして、農作業や草刈りのお手伝いをしたい方には最適な施設です。

役行者が作った「池神社」は池がご神体。池の周りは、森林セラピーとして歩けるコースになっており、心身ともに元気な私自身が心から癒される不思議な感覚があり、神が宿る美しいパワースポットであることを確信しました。

日本でもこのような里山は沢山あるでしょうが、世界遺産のある大峯奥駈道の神々しさと、鬼文化が残る人間の原点として、下北山村は「人間に戻れる場所」と表現出来るのではないでしょうか。

その先にあるゴルフ場にもお邪魔して、この村の視察は終了。下北山村の美しさに心から魅了されました。

帰りの道中では、この視察についての意見交換と、下市町では何ができるかじっくり話し合う時間が持てました。

奈良の文化の奥深さを改めて感じ、大変学びのある一日となりました、下北山村の皆さんお忙しいところご対応有難うございました。