奈良国立大学機構 奈良型エクステンション ブログ

奈良国立大学機構が試行する地域連携の社会技術「奈良型エクステンション」モデル3地域を中心とした紹介です。

【下市町】留学生フィールドワーク

奈良女子大学国際戦略センターによる、留学生フィールドワーク in 下市町が無事に終了しました。参加されたお国は、ベルギー、セルビア、台湾、韓国、中国、ベトナムから10名。

今回のテーマは「revolution」革命。今からちょうど160年前に起こった天誅組の戦いの史跡を巡りました。天誅組は京都から始まり東吉野で終焉しましたが、唯一下市町だけが焼け野原になった大変重要な拠点です。下市町在住特任助教が媒介項となり、奈良女子大学国際戦略センターと下市町の皆さんと打ち合わせを重ね計画を練ってきました。

先ず7月18日は下市町在住の郷土史家、下市町文化連盟会長の大西一則氏より、幕末から天誅組の戦いまでのオンライン講義をして頂きました。19日は実際に下市町へ足を運び、天誅組の史跡を巡り、実際に戦いで使用されていた兜や鉄砲の展示、本陣とされていた法泉寺へ入り、なぜこの下市町広橋という舞台を本陣に選んだのか、160年前に戻って想像することができました。下市町広橋で指揮をとっていたヒーロー「橋本若狭」(丹生川上神社下社神官)を話題の中心とし、丹生川上神社下社で参拝をしてそこに祀られているヒーロー若狭の石碑を読みました。(読むのは困難)

途中、丹生川でクールダウンをして、最後は広橋のゲストハウスAPRICOTで下市町の美しい写真をご披露していただきました。

21日、留学生による発表をオンラインで聴かせていただきました。留学生は日本語が堪能で、下市町の特徴をよく掴んだ内容でした。この授業の為に根気よく何度も打合せをして下さった大西一則氏に、大変感謝申し上げます。

◎7/18事前学習

 

 

◎7/19 下市町フィールドワーク

 

◎7/21発表会

◎広橋ゲストハウスAPRICOT で記念撮影