奈良国立大学機構 奈良型エクステンション ブログ

奈良国立大学機構が試行する地域連携の社会技術「奈良型エクステンション」モデル3地域を中心とした紹介です。

【下北山村】観光資源探索(インバウンド向け)

下北山村でのエクステンション事業の項目の一つに観光振興の支援があります。

これまでも特任助教が関係者と村内の各箇所を巡って地域をそうした視線から見てきました。今回(7月21日)は、インバウンド観光としての可能性を考えるため、役場職員の方、インバウンドの観光誘客を行っておられる企業(本社東京)の社員2名の方たちとともに、一種のガイド研修的な面も含め、村内を特任助教が巡ってきました。

場所は池神社、明神池遊歩道、七重の滝遊歩道です。

まずは池神社参拝。ちょうど茅の輪くぐりの輪がまだ設置されていました。

参拝後、池神社遊歩道。隣りのゴルフ場からゴルフボールが柵を超えて飛んでくるハプニングがあったり、先日熊が出没したので、熊を捕まえる罠が置いてあり、珍しいものを見ることもできました。

遊歩道に入ると森林の香り、鳥の鳴き声、風の音、太陽の光の暖かさなど五感に集中しやすい環境がある為、そういったものも取り入れながらガイドをするのも良いように思います。その後、車で七重の滝遊歩道入り口まで移動し、遊歩道を前鬼川まで降りて行きます。

下北山村の花でもある、川つつじが岩場に綺麗に咲いておりました。

いつ来ても川が美しく、心地よいところです。インバウンドも視野に入れ、日本遺産、世界遺産もあるこの下北山で何ができるだろうかと皆で話しあいながら歩きました。