奈良国立大学機構 奈良型エクステンション ブログ

奈良国立大学機構が試行する地域連携の社会技術「奈良型エクステンション」モデル3地域を中心とした紹介です。

【下北山村】キャリアゼミ(通称「下北山学」)最終回

23年7月14日「下北山学」の最終回でした。

 今回もエクステンション特任助教さんの進行で、奈良女教員、下北山村役場の方、地域商社の方が参加し、学生が一人ずつ、村での課題解決案を発表しました。内容は自罰型林業の普及、子どもの教育支援、地域の特徴をしっかり踏まえた特産品の開発など、多岐にわたりました。高校生を対象とした6泊7日の「下北山学実習」の授業案などもあり詳細なプログラムが付されていて教員も驚きました(実行可能性が高い)。これまでの授業によって下北山村の現状や課題についてかなり深い理解ができており、学生が発表する着眼点や提案には、役場の方や地域商社の方も新たな気づきがたくさんあったとのことです。特産品開発については、すでにこれまでの授業ででたアイデアのいくつかが実際に地域商社のほうで動いているとのことです。

 また授業外の活動になりますが、この授業でもゲスト講師として出ていただいた、SAGOJOのワークステイプログラムが8月に下北山村で行われるとのことで、その概要を告知したところ、受講生の一人が参加することになりました。3週間ほど下北山村に滞在し様々な仕事を経験しながら村を肌で感じる学生がでてきました。

 また授業のオンライン掲示板は後期も活用し、下北山に関する情報を受講生に引き続き提供していくことにもなりました。これについては、引き続き、エクステンション特任助教を介して、地域商社や役場の方が協力してくださることとなりました。

 

www.sagojo.link