奈良国立大学機構 奈良型エクステンション ブログ

奈良国立大学機構が試行する地域連携の社会技術「奈良型エクステンション」モデル3地域を中心とした紹介です。

【東吉野村】旧四郷小学校を中心とした地域づくり協議会、さらに人口移動調査の共同研究などについて役場と相談

2024年1月12日、午後、東吉野村役場で、たくさんの相談を行うことができました。

 一つは、下市町や下北山村で実施した人口移動調査や集落点検を東吉野村でも共同研究 としてできないか、という特任助教の発案で、奈良女子大学文学部の水垣教授が役場総務課と相談の機会をもちました。村の将来を考えるうえで、人口移動(村から村外に出た人たちについて)調査や集落点検の大切さは役場の総務課の皆さんも認識しておられ、共同研究ができるような方向で引き続き話し合いを進めることとなりました。

 その相談が終わってすぐ、これまでもこのブログでお伝えしてきた、四郷小学校を中心とした地域づくり座談会(ひよカレ)の正式な協議会発足に向けて、役場の方、ひよカレメンバー、大和・紀伊半島学研究所共生科学センターのスタッフ、カレッジズ連携推進センターのスタッフなどが顔を合わせ、さまざまな話し合いをしました。協議会は正式な発足に向けて規約も整い、本格的にメンバー選定に入れそうです。

また、それ以外の部分でも、立場は違えど、東吉野村をさらに活気ある村にしたい、という気持ちは同じです。クリアすべき課題もいくつも見えましたが、同時にそれらを引き続き話し合って乗り越えていきましょうという気持ちをみなで確認して長い話し合いが良い雰囲気で終わりました。協議会の目指す主たる内容などについては、また後日このブログで報告させていただきます。

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