奈良国立大学機構 奈良型エクステンション ブログ

奈良国立大学機構が試行する地域連携の社会技術「奈良型エクステンション」モデル3地域を中心とした紹介です。

【下市町】しもいち歌舞伎体験

下市町には、歌舞伎「義経千本桜 三段目すし屋の段」の舞台となった、創業800年余になる、つるべ寿司弥助があります。

毎年歌舞伎公演されている有名なお話ですが、このお話をもっと身近に知ってもらおうと、10月18日に下市町賑わい協議会主催で「しもいち歌舞伎の日」を開催。下市あきつ学園の子供達と、特別観覧者が招待されました。

役者さんは主人公いがみの権太の恰好のまま、子供達に歌や音楽、舞おどり、技を教えて、実際に「見得を切る」「女性のなく姿」を子供達全員が演じ、役になりきっていました。

舞台の上では、女形の着付けを公開着替え、かつらの被り方も見る事が出来ました。

講談で「いがみの権太」を映像を通して聴き、

実際に5分程の歌舞伎を、下市町スペシャルバージョンとして演じて頂きました。

あきつ学園の校長は「隈取」メイクで登場し、子供達を驚かせ、

特任助教は、いがみの権太がモデルになったマスコットキャラクター「ごんた君」として、

いがみの権太に変装した下市町長と共に登場。

大変有意義な歌舞伎体験でした。

公演後、役者さんたちはつるべ寿司弥助にご挨拶に行かれたようです。

いがみの権太とごんた君(特任助教)で、夢の共演を果たしました。