1月9日、奈良について多面的に学ぶ授業「なら学+」のゲストとして、奈良型エクステンションのひとつで、いつも大学と地域の連携をコーディネートしてくださっている下市町総務課の職員の方が3名も大学を訪れ、講義をおこなってくださいました。
下市町では、いま、使用されなくなった学校などの施設を起点に、町外の企業も複数参画したFM(ファシリティ・マネジメント)の事業がとても活発に行われています。こうしたとりくみの実際についてたくさんの事例を上げて、大変わかりやすく説明してくださいました。
さらに、町村という住民に近いところで活躍する公務員の日々の仕事がどのようなものか、について、子どもをもつ女性職員の方が、自らの一日の生活も含めて、これも大変わかりやすく話してくださいました。
講義終了後は学生と下市町職員の方が直接対話する時間ももつことができました。その成果でしょうか、下市町のマスコットキャラクター「ごんたくん」がイベント出演時の着ぐるみに入りたい学生が4名も出てきました。どこかの町で下市町のPRイベントがあったとき、その着ぐるみに入っているのは、この授業の受講生かもしれません。
授業風景。ちなみに今マイクを握っているのは下市町総務課職員のAさん。奈良女子大学在学時に下市町や「なら学」の授業を受講し、ごんた君の着ぐるみに入る体験をし、卒業して、下市町に就職しました。